ベジタリアンが続かない理由5選|よくある挫折パターンを解説

ベジタリアンを始めてみたものの、「思ったより続けるのが難しい」と感じたことはありませんか?

実際、ベジタリアン生活を始めた人の中には、途中でやむなくやめたり、スタイルを変えたりする人もいます。これは意志が弱いからではなく、外食や人付き合い、献立作りや料理など、日常生活の中でさまざまな壁に直面するためです。

最近はベジタリアン向けのレストランや商品も増えていますが、日常生活の中で不便さや負担を感じる場面はまだまだ多くあります。

この記事では、「ベジタリアンが続かなくなる5つの理由」と、「よくある挫折パターン」について解説します。これからベジタリアン生活を始めようと考えている方や、続けることに悩んでいる方は参考にしてみてください。

ベジタリアンが続かなくなる主な5つの理由
外食や人付き合いで困る場面が多い
献立・料理の負担が大きい
家族や周囲の理解を得られない
制限の多い生活に疲れてしまう
ベジタリアン生活の優先順位が下がる

目次

外食や人付き合いで困る場面が多い

外食や人付き合いで困る」というのは多くの人が共感するポイントではないでしょうか。ベジタリアンが続かなくなる理由の中でも大きな要因の一つです。

飲み会や集まりで食べられる料理が限られる

会社の飲み会や友人との集まりで利用する居酒屋やレストランでは、一般的に焼き鳥や唐揚げなど肉料理が中心になることが多く、ベジタリアンにとっては食べられる料理が限られるため困る場面も多いです。

サラダや枝豆だけで過ごしたり、周囲と同じ料理を楽しめないことから食事の時間にストレスを感じることもあります。

毎回自分だけ別メニューを注文したり、食べられる料理を探したりする必要があり、飲み会への参加そのものが負担に感じたりもします。

友人との食事で店選びに悩む

自分がベジタリアンであると伝えていて理解が得られている場合は負担が軽くなりますが、友人に伝えていないケースも多いです。

この場合、食べられないメニューが多いレストランが候補に挙がりやすいです。なぜかというと、日本の一般的なレストランでは牛・豚・鶏・魚のいずれかのメニューが中心となっているためです。出汁やチキンエキスなど調味料も気にしないといけない人もいるため、そもそもの外食のハードルが高いといえます。

みんなに合わせるべきか」、「自分が食べられるお店を提案するべきか」と悩むこともあります。相手に気を遣わせたくないという思いから、徐々に外食そのものが億劫になるケースもあります。

旅先で対応店舗を探す必要がある

出張や旅行中は自炊が難しいことから普段以上に食事の選択肢が限られます

都市部であればベジタリアン対応店を見つけやすい場合もありますが、地方や旅の目的地周辺では選択肢が少ないこともあります。

そのため、事前にお店を調べたり宿泊先に食事内容を確認したりする必要があり、旅の計画にひと手間かかります。

メニューや原材料を確認する手間がかかる

一見すると野菜中心の料理でも、肉や魚のだしが使われていることがあります。

そのため、外食時にはメニューを細かく確認したりする必要が出てくる場合があります。

慣れてしまえば大きな問題ではありませんが、毎回確認を続けることに疲れを感じることもあります。

だいず

外食自体ハードなのに人付き合い+外食となるともっと大変ですよね。

献立・料理の負担が大きい

毎日の献立を考えるのが大変

ベジタリアンを始めてみると「今日は何を食べよう?」と悩むことが増えます。これまでの肉や魚料理の食事から、それらを除いたベジタリアンメニューを考えるのは生活の負担の一つです。

栄養は足りているか、おかずになるメニューは何があるか?と考えることもよくあります。

慣れてくれば定番メニューも増えていきますが、慣れないうちは献立作りに負担を感じる人も多くいるのではないでしょうか。

主菜(おかず)づくりの手間

肉料理や魚料理は、一般的な食事では「主菜(おかず)」になることが多いです。

ベジタリアンの場合はそれらを使わずに食事を組み立てる必要がありますが、豆腐や大豆ミート、野菜などで主菜を作る場合は、肉や魚を焼くだけの簡単な料理と比べて「工夫が必要」になってきます。

そのため、何をおかずにするかという献立の課題に加え、工夫が必要な分、材料や調理工程が増えたりすることも多々あるため料理自体が大変になりがちです。

レシピのレパートリーが少ない

ベジタリアンを始めて間もないほどベジタリアン向けのレシピをあまり知らないケースが多いです。その場合、同じような料理ばかり作ってしまいがちです。

例えば、野菜炒めやパスタ、カレーなどに偏ってしまい、食事に飽きがきます。

また、レシピのレパートリーが少ないと栄養面に偏りが生じたり、「また同じものか」と料理そのものが面倒になったりモチベーションが低下してしまうことにも繋がります。

食べられる商品を探す手間がかかる

スーパーには植物由来の食品も多く販売されていますが、すべてがベジタリアン向けとは限りません。

原材料を確認したり、代替食品を探したりする必要があり、慣れるまでは買い物に時間がかかることもあります。

始めたばかりの頃は、「何を買えばよいのかわからない」と感じる人もいます。

忙しいと自炊を続けるのが難しい

仕事や学校などで忙しい日が続くと、自炊そのものに負担を感じることはよくあります。疲れているから料理なんて作りたくないと思うこともあると思います。

ベジタリアンの場合は外食の選択肢が限られていることもあり、自炊の依存度が高くなりやすいですが、「料理を作りたくないけど外食もできない」というジレンマに陥ると、ベジタリアン生活は一気に厳しくなりがちです。

そのため、時間や気力に余裕がない時期ほど、献立や料理のことでベジタリアン生活を続けることが難しいと感じやすくなります。

だいず

慣れていないうちや、忙しい中で献立を考える+買い物・料理するのは大変です。時短・手抜きも必要です。

家族や周囲の理解を得られない

家族と食事のスタイルが合わない

一人暮らしであれば自分の好きな食事を選べますが、家族と暮らしている場合はそう簡単ではありません

家族が肉や魚を中心とした食生活を送っていると、自分だけ別の料理を用意しなければならないこともあります(料理を作るのが自分でなければ用意してもらう側となります)。

また、家族に気を遣って自分の食事スタイルを優先できず、徐々にベジタリアン生活から離れてしまうケースもあります。

友人や職場の付き合いで気を遣う

外食や人付き合いで困る場面が多い」パートでも記載していますが、友人との食事や職場の飲み会では、自分だけ食べられないという場面もよくあります。

周囲に配慮してもらうことに申し訳なさを感じたり、逆に自分が我慢したりする場面もあります。

こうした状況が続くとベジタリアン生活そのものに疲れてしまい、徐々にベジタリアン生活から離れてしまうということもあります。

ベジタリアンであることを理解してもらえない

ベジタリアンになる理由は健康や動物福祉など人それぞれですが、周囲から

  • なぜお肉を食べないの?
  • 少しくらいなら大丈夫では?
  • 面倒ではないの?
  • 栄養は大丈夫なの?

と聞かれることもあります。

もちろん悪気があるとは限りませんが、何度も説明を求められることに負担を感じる人もいます。家族からは心配の余り反対意見が出てくることもあり得ます。

このように、食事だけでなく人間関係のストレスが積み重なることで、ベジタリアン生活を続けることが難しくなる場合もあります。

だいず

完璧に理解してもらおうと考えない方がいい場合もあります。

制限の多い生活に疲れてしまう

完璧を目指しすぎてしまう

ベジタリアンやヴィーガンの生活を始め、「絶対に守らなければならない」としてしまうと生活が窮屈なものとなってしまいます。

知らずに動物性食品を口にしてしまったり、外食先で選択肢が限られたりすることは珍しくなく、少しの失敗でも自分を責めてしまうと、精神的な負担が大きくなり、ベジタリアン生活そのものが苦しくなってしまうことに繋がりかねません。

厳しすぎるルールから始めてしまう

ベジタリアンにはさまざまなスタイルがありますが、最初からヴィーガンを目指すと負担が大きくなりやすいです。

無理なルールを自分に課してしまうと、継続すること自体が目的になってしまい、結果として挫折につながることもあります。

だいず

ゆっくりと少しずつ菜食にしていくという方法もあります。

ベジタリアン生活の優先順位が下がる

仕事や家庭が忙しくなる

ベジタリアン生活を始めた当初は意識していても、仕事や家庭が忙しくなると食事にかけられる時間や労力は少なくなります。

忙しいときに普通の献立を考えたり料理を作ることですら大変なのに、ベジタリアン料理という輪をかけると難易度はより高くなります。

忙しい時期は仕方ないと割り切ることも自然なことですが、食事内容へのこだわりが薄れていくこともあります。

結果として、以前より肉や魚を食べる機会が増えたりベジタリアン生活から離れたりすることもあります。

ベジタリアンでいる理由を意識しなくなる

健康や環境、動物福祉など、ベジタリアンを始める理由は人それぞれです。

しかし、時間が経つにつれて当初の目的を意識する機会が減り、食生活への関心そのものが薄れてしまうことがあります。

ベジタリアンであることが生活の中心ではなくなると、徐々に優先順位が下がっていくこともあります。

気づいたら元の食生活に戻っていた

ベジタリアン生活をやめようと決めたわけではなくても、忙しさや環境の変化によって少しずつ食生活が変わることがあります。

最初は例外的に肉や魚を食べていたつもりでも、それが徐々に増えていき、気づいたら以前と同じような食生活に戻っていたというケースも少なくありません。

ベジタリアン生活は、明確にやめるというよりもこうした変化の積み重ねによって終わることも珍しくありません。

だいず

気づいたら同じような食生活に戻るというのはダイエット生活と似ていますね。

ベジタリアンが続かないのは珍しいことではない

外食や人付き合い、献立作りや料理の負担、生活環境の変化など、ベジタリアン生活にはさまざまな課題があります。そのため、続かなかったからといって意志が弱いわけではありません

ベジタリアンにはさまざまなスタイルがあります。動物性食品を一切摂らないヴィーガンから、卵や乳製品を食べる人、魚は許容する人、必要に応じて柔軟に対応する人まで考え方は人それぞれです。

無理をしながらでも続けている人もいると思います。それはそれでとても立派なことです。一方でベジタリアン生活を長く続けていくという視点も重要なことです。無理をした反動でやめてしまうというのはもったいないことです。

そのため、無理をしすぎず自分に合った形を見つけることも大切なことと言えるのではないでしょうか。

以下の記事では、ベジタリアン生活を無理なく続けるためのコツについて詳しく解説していきます。

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次