この記事のポイント
ベジタリアンにはいくつかの種類があり、食べられる範囲が人によって違います。
・完全に動物性なし
・卵や乳製品OKな人
・魚OKな人 など
⇒自分の生活スタイルに合わせて選べるのが特徴
ベジタリアンと聞くと、「お肉を食べない人」というイメージを持つ方が多いかもしれません。ですが実は、ベジタリアンと一口にいってもいくつかの種類があり、食べられるものやライフスタイルはそれぞれ少しずつ違います。
「なんとなく気になるけど、自分にできるのか分からない」「いきなり全部変えるのは大変そう」—そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫です。ベジタリアンの考え方は、必ずしも“すべてを完璧に変えること”ではありません。自分の生活に合わせて、無理のない形で取り入れていくこともひとつの選択肢です。
この記事では、ベジタリアンの主な種類とそれぞれの違いをわかりやすく解説しながら、自分に合った食生活の選び方について紹介します。まずはできるところから、気軽に知るところから始めてみましょう。
ベジタリアンにはどんな種類がある?
ベジタリアンにはいくつかの種類があり、食べるもの・食べないものの範囲は人によって異なります。
たとえば、肉や魚は食べないけれど乳製品や卵は食べる人もいれば、魚は食べるという人もいます。また、基本は植物性の食品を中心にしつつ、無理のない範囲で柔軟に取り入れている人もいます。
このように、ベジタリアンの食生活は一つではなく、「どこまで動物性食品を取り入れるか」によっていくつかのスタイルに分かれています。
ここでは、代表的なベジタリアンの種類を簡単に見ていきましょう。
主なベジタリアンの種類一覧
- ヴィーガン
肉・魚・卵・乳製品など、すべての動物性食品を食べないスタイル - ラクト・ベジタリアン
肉や魚、卵は食べないが、乳製品は食べるスタイル - オボ・ベジタリアン
肉や魚、乳製品は食べないが、卵は食べるスタイル - ラクト・オボ・ベジタリアン
肉や魚は食べないが、卵と乳製品は食べるスタイル - ぺスコ・ベジタリアン
肉は食べないが、魚は食べるスタイル(卵と乳製品は人によって異なる) - フレキシタリアン
基本は植物性中心だが、状況に応じて肉や魚も取り入れる柔軟なスタイル
このように、ベジタリアンといってもさまざまな選択肢があります。
すべてを一度に変える必要はなく、自分の生活や考え方に合ったスタイルを選べるのが特徴です。
それぞれの違いをもう少しわかりやすく比較していきます。
それぞれ何が違う?
ベジタリアンにはいくつかの種類があるといっても、「結局どう違うの?」と感じる方も多いかもしれません。
違いはシンプルで、”どこまで動物性食品を食べるか”によって分かれています。
たとえば、すべての動物性食品を避けるスタイルもあれば、卵や乳製品は取り入れるスタイル、魚は食べるスタイルなど、少しずつ範囲が異なります。
主な違いをイメージしやすいように先ほどの種類の4つを例に整理してみましょう。
- ヴィーガン
肉・魚・卵・乳製品など、すべての動物性食品を避ける - ラクト・オボ・ベジタリアン
肉や魚は食べないが、卵や乳製品は取り入れる - ペスコ・ベジタリアン
肉は食べないが、魚は食べる - フレキシタリアン
基本は植物性中心だが、状況に応じて肉や魚も取り入れる
このように並べてみると、動物性食品をどこまで取り入れるかによって、段階的に違いがあることがわかります。
イメージとしては、
「完全に避ける → 一部OK → 柔軟に取り入れる」
というグラデーションになっています。
どれが正しいというわけではない
ここで大切なのは、「どのスタイルが正しい」というわけではないということです。
生活スタイルや考え方によって、無理なく続けられる形は人それぞれ違います。
そのため、自分にとって負担が少なく、続けやすいスタイルを選ぶことが大切です。

ヴィーガンは一番厳しいから、それを続けられる人の根気と工夫は本当にすごいよね。
自分に合う食生活の選び方
ベジタリアンやフレキシタリアンのスタイルはたくさんありますが、「正解は一つではない」のがポイントです。自分に合った食生活を選ぶには、きっかけとなった目的や生活スタイル、続けやすさを基準に考えてみましょう。
1.目的
健康のため、環境のため、動物福祉に関心がある、パートナーがベジタリアンだから、単に興味がある、など目的によってどのスタイルから始めるかや取り入れ方の優先度は変わります。自分の目的に合った方法を選ぶと、モチベーションも続きやすくなります。
2.生活スタイル
忙しい人や料理に時間をかけられない人は、フレキシタリアンのように週に数回だけ植物性を意識する方法やぺスコ・ベジタリアンなど一部OKといった許容範囲を広げたスタイルが向いているといえます。一方で、料理が好きで時間に余裕がある人は、ラクト・オボやヴィーガンなど、より動物性を避けるスタイルも選びやすいです。
3.続けやすさ
最も大切なのは無理なく続けられること。まずは1日1食だけ植物性に置き換える、あるいはおかずの一部を豆や野菜中心に変えるなど、小さなステップから始めましょう。スーパーで手に入る食材や加工品を活用するのもおすすめです。
選び方のポイント
完璧を目指す必要はありません。目的、生活スタイル、続けやすさの3つの観点から自分に合ったものを見つけていきましょう。「今日はできた、今日は無理」は気にせず、自分のペースで少しずつ取り入れることが、長続きのコツです。
初心者におすすめなのはどれ?


ここまで見てきたように、ベジタリアンにはさまざまな種類がありますが、「どれを選べばいいのか迷ってしまう」という方も多いかもしれません。
結論から言うと、最初から無理に厳しいスタイルを選ぶ必要はありません。
大切なのは、自分の生活に合った形で無理なく続けることです。
たとえば、ヴィーガンのようにすべての動物性食品を避けるスタイルは、しっかりとした栄養管理の知識や準備が必要になるため、初心者にとっては少しハードルが高く感じる場合があります。
一方で、もっと柔軟に取り入れられる方法としておすすめなのが、フレキシタリアンという考え方です。
フレキシタリアンという選択肢
フレキシタリアンは、基本的には植物性の食品を中心にしながらも、必要に応じて肉や魚も取り入れる柔軟なスタイルです。
「今日は野菜中心にしてみる」「おかずを1品だけ植物性に変えてみる」など、無理のない範囲で始められるのが特徴です。
このように、完璧を目指すのではなく、少しずつ取り入れていくことで、食生活の変化を長く続けやすくなります。
まずはできるところからでOK
ベジタリアンの食生活は、「こうしなければいけない」というものではありません。
自分のペースで取り入れていくことが大切です。
たとえば、最初は以下のようなことからでも十分です。
- 1日1食だけ植物性のメニューにしてみる
- スーパーで植物性食品を選んでみる
- おかずの一部を置き換えてみる
こうした小さな積み重ねが、無理のない食生活の変化につながっていきます。
今日からできるはじめ方
自分に合うスタイルがわかったら、次は「今日から少しずつ取り入れる方法」を考えてみましょう。大切なのは、完璧を目指さず、無理なく始めることです。いきなり全部変えなくてOKで、逆にいきなり全部変えるとダイエットのようにリバウンドすること必至です。
1. 小さなステップから始める
- 1日1食だけ植物性メニューに置き換える
- おかずの一部を豆や野菜中心に変える
- スーパーで手に入りやすい食品や簡単に調理できるものを選ぶ
2. 好きなものから取り入れる
- 無理に肉や乳製品を避ける必要はありません。
- お気に入りの植物性食材や料理から始めると、続けやすくなります。
3. ペースは自分で決める
- 「今日はできた、今日は無理」は気にせずOK。
- 少しずつ取り入れることで、自然と生活に馴染みます。
- 自分に合う柔軟なスタイルを意識しましょう。
まとめ
ベジタリアンといってもいろいろな種類があり、そのスタイルや制限範囲はさまざまです。ヴィーガンやラクト・オボベジタリアン、ペスコ・ベジタリアン、フレキシタリアンなど、自分の生活スタイルや目的に合わせて選べます。大切なのは「完璧を目指さなくても続けやすい方法を見つけること」。まずはできるところからから始めて、徐々に自分に合った食生活を整えていくことが、長く楽しめるポイントです。
